著名人:小野武彦
小野 武彦は、日本の俳優。旧芸名:黒木 進。本名は同じ[1]。
東京都狛江市出身。六月劇場を経て、シス・カンパニー所属。玉川大学文学部中退。身長173cm、体重74kg。血液型はA型。
1942年、現在の東京都狛江市に生まれる。
1960年代後半から脇役として活動を開始。
1970年代中盤より『大都会シリーズ』(大内刑事役)や『前略おふくろ様II』(木下明役)などのレギュラー出演で知名度を高める。
1980年代は再び脇役での出演が多くなる。
1990年代以降、三谷幸喜作品や『踊る大捜査線』などのヒット作に恵まれる(三谷作品にはたびたび起用されることになる)。
2000年代以降は『科捜研の女』に長期レギュラー出演したり、各作品にて父親役に起用される。
『踊る』シリーズで共演した北村総一朗と斉藤暁とは「スリーアミーゴス」を名乗り、舞台公演やCM・バラエティーにも多数出演した(斉藤とは『科捜研』シリーズでも7年間共演した)。
名門・俳優座及び文学座で学び、長きにわたりさまざまな役を演じてきただけに、演劇界から「大ベテラン」と認められる存在である。後輩(特に新人)役者と共演した際には、ドラマの本読み(読み合わせ)の時点で「こいつはダメだな(=大成しない、役者としては短命であろう、など)」と直感し、ほとんどの場合は予想通りだったと『チューボーですよ!』にゲスト出演した際には堺正章に語った(「今だから言えるけどね」とも)。
旧芸名である「黒木進」時代は、所属事務所の先輩俳優である黒部進とたびたび混同され、出演料が誤って入金されたこともあったという。
地井武男と村井国夫に振られて平泉成のモノマネをした際には、公の場で披露している末吉くんに劣らぬほどの技量を見せた(フジテレビ放送番組『ボクらの時代』11月9日放送分での3人の対談より)。
2010年4月、活動屋からシス・カンパニーに移籍した。